財形貯蓄と定期預金なら確実に貯められる

確実にコツコツ貯めたいなら?

貯金が苦手なら雇用形態に関係なく誰でも利用できる「財形貯蓄」がおすすめです。結婚などのライフイベントに備えて資産形成ができるだけでなく、利子が非課税、財形持家融資制度が利用できる、財形給付金制度の対象になる、などのメリットがあります。ただし、職場で導入していなければ利用できず、利率が金融機関によって異なったり、年齢や期間など条件が複雑になったり、といったデメリットもあります。また、コツコツ確実に貯めたい場合は「定期預金」という方法もあります。

  • 「財形貯蓄」という選択

    財形貯蓄は福利厚生の一種で、従業員の資産形成を支援するものです。給与から自動的に天引きされるため、お金が手元にあると使ってしまう人も貯めやすいでしょう。雇用形態に関係なく、制度を導入している職場の従業員であれば誰でも利用できます。職場でこの制度を導入しているのであれば、ぜひ利用することをおすすめします。

    「財形貯蓄」という選択
  • メリット・デメリット

    財形貯蓄の最大の魅力は、給与から自動的に天引きされ自然に貯まっていくことです。しかも、1年間は引き出すことができないので、確実に貯金できます。財形貯蓄は目的に応じて利用する種類が異なります。また、財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄は総額550万円まで非課税なので、積み立てた資金のリターンを全額受け取れます。

    メリット・デメリット
  • 普通預金よりも金利が高い「定期預金」

    定期預金はあらかじめ預入期間が定められた預金商品です。預入期間は1ヶ月程度の短いものから10年程度の長いものまでいろいろあり、普通預金よりも金利が高いため、同じ金額を同じ期間預ける場合は定期預金のほうが多くの利息を受け取れます。また、定期預金は元本保証の預金商品なので安全性が高いという特徴もあります。

    普通預金よりも金利が高い「定期預金」

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  • 節税効果もある「NISA」と「iDeCo」

    節税効果もある「NISA」と「iDeCo」

    NISAとiDeCoは運用益にかかる税が非課税であることが共通しています。併用も可能ですが、NISAには一般NISAとつみたてNISAがあり、どちらかを選択する形になります。1人1口座しか利用できないので注意してください。

  • 始め方と注意点

    始め方と注意点

    財形貯蓄を利用できるのは制度を導入している職場の従業員だけです。制度がない場合は利用できないので職場に確認しましょう。財形貯蓄は目的によってどれを利用すべきか変わってくるため、使用目的を明確にしておかなければなりません。

  • お金や将来に不安がある人は90%以上

    お金や将来に不安がある人は90%以上

    物価高騰による生活費の増加などでお金や将来に不安を募らせている人も少なくありません。その不安を払拭するために、まずは知識を身につけましょう。特に学んでおきたいのは家計管理の仕方や社会保障制度、資産運用です。